境界値

[境界の個別設定] (Individual Boundary Settings) 空気またはガラス (あるいはその両方) のボックスをチェックすることで、個別の境界コンストレインツを自動的に生成し、デフォルトの評価関数に追加できます。

[ガラス] (Glass) 選択すると、MNCG、MXCG、および MNEG の各オペランドを評価関数に追加して、それぞれ中央の厚みの最小値、中央の厚みの最大値、および最小エッジ厚に対するコンストレインツを設定できます。必要に応じ、評価関数に影響する面がガラス面のみに制限されます。

[空気] (Air) 選択すると、MNCA、MXCA、および MNEA の各オペランドを評価関数に追加して、それぞれ中央の厚みの最小値、中央の厚みの最大値、および最小エッジ厚に対するコンストレインツを設定できます。必要に応じ、評価関数に影響する面が空気面のみに制限されます。

個別の境界コンストレインツを自動的に設定する機能は、ミラーの有無に関係なく、光学系に対する定型的な境界コンストレインツを手動で入力する手間を省くことを目的としています。複雑な座標ブレークや複数のコンフィグレーションを設定した複雑なレンズでは、評価関数に手動で境界コンストレインツを別途入力する必要があることが普通です。

ブラックボックスやノンシーケンシャル コンポーネント面は、最適化では無視されます。

MNEA、MXEA、MNEG および MXEG では、座標ブレークが無視されます。

ミラーの追加またはミラーからミラー以外への面の切り替えでは、評価関数を再構築する必要があります。

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