標準面



標準面オブジェクトは、OpticStudio のシーケンシャル コンポーネントにおける標準面とよく似ています。標準面には、平面、球、コーニック非球面、過半球が含まれます。

標準面では、次の 4 つのパラメータが必要です。

パラメータ番号 説明 フェイス名 フェイス番号
1 曲率半径。無限 (平ら) の場合は 0 を使用します。 すべてのフェイス 0
2 コーニック定数。 すべてのフェイス 0
3 最大クリア アパチャーのクリア半径。過半球のサグ点を生成するには、負の値を使用します。 すべてのフェイス 0
4 最小クリア アパチャーのクリア半径。これは正の値である必要があります。0 より大きい場合、この値によって面に「孔」があけられます。 すべてのフェイス 0

面は、ローカル座標の z 軸を基準に回転対称になります。

半径が負の値の場合、面は負の z 軸方向に向かってくぼみます。半径が正の値の場合、面は正の z 軸方向に向かってくぼみます。

クリア半径が負の値の場合、面は過半球になり、開いている側の放射開口がクリア半径の絶対値に等しくなります。

面は、光線を反射したり吸収することがあります。

基準点は、面の中心です。フェイス番号 : すべてのフェイスはフェイス 0 になります。このオブジェクトでは、ユーザー定義アパチャーがサポートされます。「ユーザー定義アパチャー」を参照してください。

より複雑なアパチャーの形状をサポートする類似した面の形状については、「非球面 2」を参照してください。

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