POP

光学系全体のビームの物理光学伝搬 (POP) を計算し、面ごとの結果を ZBF ファイルに保存します。POP 機能の詳細については、「物理光学伝搬」を参照してください。ZBF ファイル形式の詳細については、「Zemax ビーム ファイル (ZBF) のバイナリ形式」を参照してください。

構文 :

POP outfilename, lastsurface, settingsfilename
 

説明 :

このキーワードには、出力 ZBF ファイルの名前、伝播する最終面に評価される式、およびオプションで設定ファイルの名前が必要です。空白またはその他の特殊文字を使用する場合には、ファイル名を引用符で囲みます。作成した ZBF ファイルは <pop> フォルダに配置されます。ファイル名にパスは指定しません。

POP 機能の設定は、設定ファイル名が指定されない限り、現在のレンズに対して以前保存した設定となります。設定ファイル名にはフル パス、名前、および拡張子を含む必要があります。設定を調整するには、[POP] (POP) ウィンドウを開き、該当する設定を選択して、[保存] (Save) を押します。デフォルトでは、ZPL 内のそれ以降の POP に対するすべての呼び出しで、保存された設定が使用されます。例外は、出力ファイル名 (POP キーワードの後の最初の引数として指定される) と、最終面番号 (POP キーワードの後の 2 番目の引数としてオプションで指定される) です。

例 :

POP "pop_output.ZBF", 12, "MyPOP.CFG"

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