PRINT は、定数テキストや変数データを、OUTPUT キーワードの現在のステータスに応じて、画面またはファイルに出力するために使用します。
構文 :
PRINT PRINT X PRINT "The value of x is ", x PRINT " x = ", x, " x + y = ", x + y
説明 :
PRINT のみの場合は空の行が出力されます。PRINT をテキスト引数および式のリストとともに使用すると、各テキスト文字列 (二重引用符に囲まれた部分) と、各式の数値が出力されます。PRINT では、FORMAT で指定した数値出力形式が使用されます。リスト内の最後の項目の後にコンマが続く場合、PRINT では行の最後でキャリッジ リターンが行われません。
出力テキストを画面上に表示する場合 (OUTPUT SCREEN)、PRINT コマンドを多用すると (たとえば、数千行以上)、マクロの実行スピードに悪影響を及ぼすため注意が必要です。
実行が遅くなる理由は、ウィンドウへの出力が 1 つの文字列として処理されることにあります。この文字列が長くなるほど (ウィンドウへのデータ出力行が増えるほど)、表示や保存のための処理負荷が大きくなります。言い換えれば、ループの反復回数に比例して PRINT によるオーバーヘッドが増加することが問題になります。
したがって、マクロから大量のテキスト データを取得するには、
- 最適の解決策として、ウィンドウへの出力ではなくファイルへの保存に PRINT を使用します (つまり OUTPUT filename を使用します)。これにより、ZPL 出力ウィンドウへの非効率的な出力処理を回避できるので、マクロの動作効率が向上します。
- 画面に結果を表示するには、「子」マクロの使用を検討します。この「子」マクロで一度に出力される文字列は 1 つのみです。 OUTPUT SCREEN a$ = "This text gets really really long." CALLSETSTR 1, a$ CALLMACRO PRINT.ZPL マクロ PRINT.ZPL では a$ のみが出力されます。 A$ = $CALLSTR(1) PRINT A$
例 :
X = 3 PRINT "X equals ",x
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