分布 7

この面は、次式で求められる屈折率の材料を媒質とする標準面と同じ形状を備えています。

ここで、

座標 x、y、z は頂点の接平面を基準として測定した通常の座標であり、R は頂点で測定した等屈折率の輪郭の半径です。等屈折率の輪郭は点 z = R を中心とする球面シェルです。開始屈折率 n0 は、等屈折率の輪郭の中心ではなく、面の頂点で測定した値です。ここでは、最大ステップ サイズΔt、基本屈折率 n0、R、α、およびβの 5 つのパラメータが必要です。αとβには単位があります。

等屈折率の輪郭の半径 R は、レンズの曲率半径の前方または後方とは関係なく指定できます。しかし、R がゼロに設定されると、OpticStudio は等屈折率半径と前方の曲率半径は等しいと仮定します。

最大ステップ サイズΔt によって、光線追跡の計算速度と精度のトレードオフが決まります。詳細は、「GRIN 面の最大ステップ サイズの説明」を参照してください。また、「GRIN 面に続く面の制約」も参照してください。

分布 7 面のパラメータ定義

パラメータ番号 定義
1 Δt
2 n0
3 R
4 α
5 β

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