シェーデッド モデル


レンズのシェーデッド ソリッド表現を描画します。

120 万を超える数のピクセルを持つ NSC ディテクタ オブジェクトをレンダリングする場合は、必要なコンピュータ メモリの合計量を抑えるために、各ピクセルのデータは表示されません。
[シェーデッド モデル] (Shaded Model) ツールバーの詳細については、「ツールバー ボタンの機能」を参照してください。
[第一面] (First Surface) 最初に描画する面。
[最終面] (Last Surface) 最後に描画する面。
[波長] (Wavelength) いずれか 1 つの波長またはすべての波長を表示できます。
[視野] (Field) いずれか 1 つの視野位置またはすべての視野位置を表示できます。
[光線数] (Number of Rays) 選択した視野と波長ごとに描画する光線の数を指定します。アポダイゼーションを指定していない限り、光線は瞳のファン内部で均一に分布します。また、[光線パターン] (Ray Pattern) で [リング] (Ring) を選択した場合は、瞳の周辺部に沿って均一に分布します。このパラメータは 0 に設定してもかまいません。[光線パターン] (Ray Pattern) で [リスト] (List) を選択した場合、このパラメータは無視されます。
[描画部分] (Draw Section) 各レンズ エレメントを完全に描画するには、[全体] (Full) を選択します。[3/4]、[1/2]、および [1/4] の各オプションでは、その比率でエレメントを切り出して、内部の透写図を描画します。これはシーケンシャルな面データにのみ影響し、NSC オブジェクトには影響しません。
[光線パターン] (Ray Pattern) [XY ファン] (XY Fan)、[X ファン] (X Fan)、[Y ファン] (Y Fan)、[リング] (Ring)、[リスト] (List)、[ランダム] (Random)、または [グリッド] (Grid) を選択して、追跡する光線のパターンを指定します。[リスト] (List) オプションは、追跡対象の光線がユーザー定義で、ファイルに記述されていることを示しています。光線リスト形式の詳細については、以下の「説明」を参照してください。[リスト] (List) を選択した場合は、[光線数] (Number of Rays) 設定が無視されます。
[スケール バー] (Scale Bar) スケール バーは、黒、白、またはオフに設定できます。シェーデッド モデルの表示倍率の変更に伴って、スケール バーが自動的に調整されます。
[角度方向セグメント数] (Angular Segments) レンズ形状の近似に使用する角度方向の線分の数。この数が多いほど、処理に長時間を要します。
[半径方向セグメント数] (Radial Segments) レンズ形状の近似に使用する半径方向の線分の数。この数が多いほど、処理に長時間を要します。
[X 軸回転] (Rotation About X) X 軸を中心としてレンズが回転した表示にする際の回転角度 (°) を指定します。
[Y 軸回転] (Rotation About Y) Y 軸を中心としてレンズが回転した表示にする際の回転角度 (°) を指定します。
[Z 軸回転] (Rotation About Z) Z 軸を中心としてレンズが回転した表示にする際の回転角度 (°) を指定します。
[光線の色分け] (Color Rays By) シーケンシャル光線を視野位置別に色分け表示するには [視野 #] (Field #)、波長別に色分け表示するには [波長番号] (Wave #)、コンフィグレーション別に色分け表示するには [Config #]、可視光線の範囲で近い色を使用して波長の色を描画するには [波長] (Wavelength) をそれぞれ選択します。
ノンシーケンシャル光線で [視野 #] (Field #) を選択すると、光源にユーザー定義の色が割り当てられていない限り、光源番号別に色分け表示されます。
[背景] (Background) 背景色を選択します。
[オパシティ] (Opacity) [無視] (Ignore)、[考慮する] (Consider)、[全てを 50%] (All 50%) を選択できます。[無視] (Ignore) では、オパシティ値が無視され、すべての面とオブジェクトが不透明で描画されます。[考慮する] (Consider) では、面とオブジェクトのプロパティ設定に基づいて面とオブジェクトが半透明で描画されます。[全てを 50%] (All 50%) では、定義されているオパシティが無視され、すべてのオブジェクトが 50% の半透明度で描画されます。
[明るさ] (Brightness) 像全体の明るさを調整します。
[ビネット光線の削除] (Delete Vignetted) チェックすると、いずれかの面でビネッティングされた光線は描画されなくなります。
[コンフィグレーション] (Configuration) 複数のコンフィグレーションを使用している場合にアクティブになります。すべてのコンフィグレーションを表示するには [全て] (All)、アクティブなコンフィグレーションのみを表示するには [現在] (Current) をそれぞれ選択します。表示するコンフィグレーションを任意の組み合わせで選択することもできます。
[X 方向オフセット] (Offset X)、[Y 方向オフセット] (Offset Y)、[Z 方向オフセット] (Offset Z) 複数のコンフィグレーションを使用している場合にアクティブになります。複数のコンフィグレーション間の X 方向、Y 方向、Z 方向のオフセット (レンズ ユニット)。すべてのコンフィグレーションを描画する場合にのみ有効です。
[矢印の描画] (Fletch Rays) チェックすると、各光線にその伝播方向を示す小さい矢印が描画されます。
[NSC 光線の分割] (Split NSC Rays) チェックすると、NSC 光源からの光線が、面に到達した位置で統計に従って分割されます。この設定は、入射ポートから入射した光線には影響しません。
[NSC 光線の散乱] (Scatter NSC Rays) チェックすると、NSC 光源からの光線が、面に到達した位置で統計に従って散乱します。この設定は、入射ポートから入射した光線には影響しません。
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