READNEXT

読み取りのために OPEN コマンドによって開いた既存のテキスト ファイルからデータを読み取ります。

構文 :

READNEXT x
READNEXT x, y
READNEXT x,y,z,a,b,c,q
 

説明 :

READNEXT は READ とほとんど同じです。主な相違点は、READ では開いたファイルからデータ行全体 (改行文字まで) を読み取るのに対して、READNEXT では引数の数を埋めるのに十分な文字のみを読み取ることです。

たとえば、データ ファイルに次のデータの行が含まれているとします。

3.0 4.0 5.0

次の 2 つの READNEXT コマンドでは、x、y、z に対して値 3.0、4.0、5.0 を読み取ります。

READNEXT x, y
READNEXT z

行が非常に長い場合や、引数の数が多い場合、READNEXT は READ よりも便利です。READNEXT では、引数としてアレイの変数名を使用できません。対応策として、データをスカラー変数に読み込み、後続の行で次のようにアレイの変数をスカラー変数値に設定します。

READNEXT x 
data(i, j) = x

READNEXT ではピリオドは小数点の記号と見なされます。Windows の設定で現在選択されている小数点の記号を使用するには、READNEXT_LOCALE キーワードを使用します。

例 :

OPEN "C:\DATA\TEST.DAT" 
READNEXT x1, x2
READNEXT x3
CLOSE
 

関連キーワード :

OPEN、CLOSE、READ、READSKIP、READSTRING、READNEXT_LOCALE

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