位相の傾斜

位相面の傾斜を 2D のカラー マップや輪郭マップ、または 3D の面プロットとして表示します。

[サンプリング] (Sampling) 使用するグリッドのサイズ。サンプリングを 33x33、65x65 などに設定できます。

[輪郭書式] (Contour Format) 輪郭の書式文字列。輪郭書式文字列の構文については、 輪郭書式文字列 を参照してください。輪郭は周期で定義され、各周期は 2π の位相変化です。

[モジュロ 2pi] (Modulo-2pi) このオプションをチェックすると、位相シフトが 2πに達するたびに、位相プロットが再度最初から始まります。このオプションによって位相シフトが 2πになる領域の場所を表示できます。

[面] (Surface) 位相を計算、表示する面の番号。

[データ] (Data) 傾斜計算の方向を選択します: タンジェンシャル傾斜、サジタル傾斜、X方向の傾斜、または、Y方向の傾斜、または、モジュラス。モジュラスは、傾斜ベクトルの最大長として定義されます。

[表示方法] (Show As) 表示オプションとして、面のプロット、輪郭マップ、グレー スケール、または疑似カラー マップを選択します。

[取り除く] (Remove) [ピストン] (Piston)、[X ティルト] (Tilt X)、[Y ティルト] (Tilt Y)、[パワー] (Power) を取り除くオプションを選択できます。これらの項は、ゼルニケ分解を使って計算されます。

説明 この機能では、面上に存在するアパチャーがディセンタしている場合でも、そのアパチャーのサイズと形状が考慮されます。位相の傾斜は、XY 平面上のデータ点で構成する均一なグリッド上で計算され、各データ点での位相値がデータとして表示されます。この機能は位相の傾斜 (単位は主波長でのレンズ ユニットあたりの 2p ラジアン) を定義します。標準面など、光線の位相が変化しない面では、位相表示のどこでも位相がゼロになります。

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