[ファイル] (Files)

これらの [ファイル] (Files) オプションは、[システム エクスプローラ] (System Explorer) で使用できます。 この機能は、このレンズの関連データを含む OpticStudio ディレクトリにあるファイルを選択するために使用します。

設定 :
[コーティング ファイル] (Coating File) コーティング材料およびこのレンズで使用するコーティング層の定義を記述してコーティング フォルダ (「[フォルダの設定] (Folders)」を参照) に置かれるファイルの名前です。デフォルトの名前は COATING.DAT です。必要に応じ、レンズ ファイルごとに別々のコーティングファイルを使用できます。
[散乱プロファイル] (Scatter Profile) このレンズで使用する散乱プロファイルを記述して <data>\Profiles フォルダ (「[フォルダの設定] (Folders)」を参照) に置かれるファイルの名前です。NSC オブジェクトのプロパティ ダイアログ ボックスの [散乱] (Scattering) タブでは、新しい散乱プロファイルの追加や古い散乱プロファイルの削除が可能です。詳細は、「[コーティング/散乱] (Coat/Scatter)」を参照してください。デフォルトの名前は SCATTER_-PROFILE.DAT です。各レンズ ファイルには、必要に応じて個別の散乱プロファイルのファイルを使用できます。
[ABg データ ファイル] (ABg Data File) このレンズで使用する Abg データの定義を記述して <data>\ABg_Data フォルダ (「[フォルダの設定] (Folders)」を参照) に置かれるファイルの名前です。デフォルトの名前は ABG_DATA.DAT です。各レンズ ファイルには、必要に応じて個別の ABg データ ファイルを使用できます。
[GRADIUM プロファイル] (Gradium Profile) Gradium 面のプロファイル データを記述してガラス カタログ フォルダ (「[フォルダの設定] (Folders)」を参照) に置かれるファイルの名前です。デフォルトの名前は PROFILE.GRD です。Gradium プロファイルのファイルの末尾には、拡張子 GRD を付ける必要があります。「GRADIUM™」を参照してください。
[プロジェクトディレクトリ] (Is Project Directory) プロジェクト ディレクトリに保存されているファイルを使用するかどうかを選択します。プロジェクト ディレクトリを初めて作成したとき、またはプロジェクト ディレクトリからファイルを読み込んだとき、このチェックボックスが自動的にチェックされます。プロジェクト ディレクトリを作成した後は、このチェックボックスのチェックを手動ではずすことはできなくなり、チェックすることもできなくなる点に注意が必要です。
OpticStudio を更新すると、上記のすべてのファイルはそれぞれのデフォルトの状態に戻ります。したがって、何らかの変更を適用した場合は、そのデータの消失を防ぐために別名のファイルに保存することを強くお勧めします。
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