[視野ウィザード] (Field Wizard)

視野ウィザードを使用すると、視野パターンを自動的に作成できます。



使用できる視野パターンは次のとおりです。

[Y 方向に均一な視野] (Uniform Y-Fields) [最大視野 Y] (Max Field Y) を最大視野として、Y 方向に等間隔で視野点を生成します。
[Y 方向に等面積の視野] (Equal Area Y-Fields) [最大視野 Y] (Max Field Y) を最大視野として、Y 方向に等面積で視野点を生成します。
[X 方向に均一な視野] (Uniform X-Fields) [最大視野 X] (Max Field X) を最大視野として、X 方向に等間隔で視野点を生成します。
[X 方向に等面積の視野] (Equal Area X-Fields) [最大視野 X] (Max Field X) を最大視野として、X 方向に等面積で視野点を生成します。
[グリッド] (Grid) [最大視野 Y] (Max Field Y) と [最大視野 X] (Max Field X) をそれぞれ Y 方向と X 方向の最大視野として、等距離のグリッド上に視野点を生成します。
[半径方向に均一な視野] (Uniform Radial Fields)

半径方向に視野点を配置したパターンを生成します。[アームの数] (Number of Arms) でパターンの半径方向アーム数を指定します。[視野の数] (Number of Fields) で各アーム上の視野点の数を指定します。視野点は、各アーム上に等間隔で配置されます。各アームの長さは [最大視野 X] (Max Field X) と [最大視野 Y] (Max Field Y) で決まります。楕円パターンの生成も可能です。

X 軸に重なるアームの有無にかかわらず、このパターンには必ず (X = X 方向最大視野、Y = 0) の視野点が存在します。X 軸に重なるアームが存在しない場合、この視野点の重みはゼロに設定されます。

[視野タイプ] (Field Type) として [角度] (Angle) を選択すると、視野角と視野高さに従って視野点が計算されます。したがって、X 軸上にも Y 軸上にもない視野点での入射角は、軸上の視野点での入射角と異なり、計算ではこの変形が考慮されます。最大視野角が 90°を超えると、このプロパティを正確に計算できなくなる点に注意してください。

[半径方向に等面積の視野] (Equal Area Radial Fields)

半径方向に均一な視野パターンに類似の円形視野のパターンを生成します。各アーム上の視野点は、等面積のパターンが得られるように配置されます。

[視野タイプ] (Field Type) として [角度] (Angle) を選択すると、視野角と視野高さに従って視野点が計算されます。したがって、X 軸上にも Y 軸上にもない視野点での入射角は、軸上の視野点での入射角と異なり、計算ではこの変形が考慮されます。最大視野角が 90°を超えると、このプロパティを正確に計算できなくなる点に注意してください。

どの視野パターンを生成する場合でも最初の視野点は (0, 0) です。

等間隔の視野 (均一な視野) は、以下のように単一の直線上に等間隔に視野点を配置して定義します。



等面積の視野は、以下のように、各視野点の Y 方向高さを半径として同心円を形成し、隣接する同心円に挟まれた領域 (および一番内側の円) の面積がすべて等しくなるように視野点を配置して定義します。



[開始行] (Start At) このオプションを使用して、視野ウィザードで生成した視野を視野データ エディタ上で特定の位置に追加します。

[上書き] (Overwrite) 新しい視野分布を生成したときに現在の視野をその分布で上書きする場合は、このボックスをチェックします。注 : 新しい視野分布に存在する視野の数が、現在定義している視野より少ない場合、余分な視野は上書きされずに保持されます。

[ピックアップの使用] (Use Pickups) 視野ウィザードを使用する際に各視野にピックアップ ソルブを自動的に適用するには、このボックスをチェックします。これらのピックアップ ソルブは最大視野を参照します。このオプションを使用すれば、最大視野の値を変更するだけで視野パターン全体のサイズを変更できます。

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