非球面

非球面は、次のサグ式で定義されます。

ここで c は面の曲率、k はコーニック定数、r は半径座標、α項は非球面係数です。この面では、最小半径アパチャーと最大半径アパチャーの指定が両方ともサポートされているため、環状面を定義できます。偶数項と奇数項の両方が定義されていることに注意してください。最大約 240 個の係数を使用できます。
非球面の定義には、次のパラメータを使用します。
パラメータ番号 | 説明 | フェイス名 | フェイス番号 |
1 | 曲率半径。この値がゼロの場合、曲率はゼロであると想定されます。 | すべてのフェイス | 0 |
2 | コーニック定数 k。 | すべてのフェイス | 0 |
3 | レンズ ユニットでの最大半径アパチャー。 | すべてのフェイス | 0 |
4 | レンズ ユニットでの最小半径アパチャー。この値はゼロに設定できます。 | すべてのフェイス | 0 |
5 ~ 6 | 使用されません。 | すべてのフェイス | 0 |
7 | 非球面展開で使用する項数。この項が最高次のゼロ以外の係数以下である場合、光線追跡はより高速になります。 | すべてのフェイス | 0 |
8 ~ 249 | 多項式展開のα係数。 | すべてのフェイス | 0 |
フェイス番号 : すべてのフェイスはフェイス 0 になります。
このオブジェクトでは、ユーザー定義アパチャーがサポートされます。「ユーザー定義アパチャーと遮蔽」を参照してください。その他のアパチャー形状オプションについては、「非球面 2」を参照してください。
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