別解奇数次
標準タイプまたは偶数次非球面タイプの形状を持つ面では、前の面からその面への光線追跡に使用する、光線と面の交差の方程式から 2 つの解が得られます。OpticStudio ではほとんどの場合、正しい解が選択されます。しかし、いわゆる「奇妙な」光線など一定の光学系は実際には、他の「別」解で次の面に交差するよう意図されます。奇妙な光線は、光線が同じ方向に進行している間、かすめ入射光反射後に最も生じやすいです (光線ベクトルの Z 成分の符号は変わりません)。別解奇数次面のモデルは、別解が使用される点を除き、奇数次非球面モデルと同じです。OpticStudio では、別解偶数次面が使用される場合には光路差を正確に計算することができない場合があります。
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