16.2. FTA

新しいFTAのアルゴリズム

リリース 2022 R2 には、近似計算を適用してフォールトツリーを高速に解く新しいアルゴリズムが実装されました。フォールトツリーの解は、カットセットの次数に基づいて打ち切られ、不稼働率や不信頼度等の確率計算を高い精度で近似する事ができます。新しいアルゴリズムは、設定のオプションでオンにすることができ、これまでのアルゴリズムの代替えとして使用する事が出来ます。

CFT

フォールトツリーの拡張として、コンポーネント・フォールト・ツリー (CFT) を利用できるようになりました。この機能は、2022 R2のリリースではベータ版となっており、別のインストーラーが用意されています。この拡張に関する情報についてはAnsysの担当者にお問い合わせください。

リスク時間モデルの改良

基本事象のリスク時間確率モデルが調整されました。平均確率を計算する際に、使命時間よりも短いリスク時間 T_r は、そのピークが保守的に考慮されるようになります。また、使命時間よりも長い T_r は、セットされている種類(平均飛行時間または固有時間)に関係なく平均確率で一貫して振舞うようになります。