[光線追跡] (Tracing Rays)
OpticStudio では、デフォルトで光線追跡を使用して光学系の近軸 F ナンバーと実効 F ナンバーを計算します。詳細については、[近軸実効 F/#] (Paraxial Working F/#) と [実効 F ナンバー] (Working F/#) の各定義を参照してください。
非常に大きな F ナンバーをもつ光学系の場合、マージナル光線と主光線の間の非常に小さな角度により丸め誤差が生じ、球面収差などの少量の収差であっても F ナンバーの計算に多大な影響を及ぼし得るため、光線追跡方法は不正確になる場合があります。そのため、OpticStudio は最大 F ナンバーの上限を値 10,000 とします。F ナンバーが 10,000 未満のすべての光学系で F ナンバーを計算するため、光線を使用することを推奨します。
次へ :