再帰反射

再帰反射面は平面状の面です。ガラスまたは空気でできた面の場合、光線はスネルの法則に従って通常どおりに屈折します。「MIRROR」でできた面の場合は、光線は通常どおりに反射せず、逸脱がなくなります。つまり、反対方向への以降の伝播では、光線は入射経路に沿うようになります。この状態を光線の再帰反射といいます。

収差が大きくて (回折限界の数百倍)、再帰反射面上に入射するビームが非常に高速である (F/2 以上) 場合、OpticStudio ではこの面から再帰反射した光線の光路差を正確に計算できません。このため、再帰反射面は、ビームが適度に低速で収差が穏やかな場合にのみ使用してください。

この面では、パラメータ値を使用しません。

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