READ

読み取りのために OPEN コマンドによって開いた既存のテキスト ファイルからデータを読み取ります。

構文 :

READ x
READ x, y
READ x,y,z,a,b,c,q
 

説明 :

あらかじめファイルを開いておく必要があります (詳細についてはキーワード「OPEN」を参照してください)。READ コマンドごとにファイルから 1 行ずつ読み取ります。読み取った行の最初の有効なデータ フィールドが、リストの最初の変数として配置されます。2 番目のフィールドのデータ (存在する場合) が、リストの 2 番目の変数として配置されます。

つまり、READ コマンドでリストされる変数の数が、テキスト ファイルの列数と一致します。ファイル内の数値データはスペースで区切られます。

データは自由形式でも指定でき、この場合、内部的に倍精度に昇格されます。Windows の設定で現在選択されている小数点の記号を使用するには、READ_LOCALE キーワードを使用します。  1 行で最大 2000 文字まで読み取ることができます。変数引数の最大数は 199 で、これより多くの引数を含む長い行を読み取る場合には、代わりに READNEXT を使用します。リストする変数は、有効な ZPL 変数名にする必要があります。

READNEXT では、引数としてアレイの変数名を使用できません。対応策として、データをスカラー変数に読み込み、後続の行で次のようにアレイの変数をスカラー変数値に設定します。

READ x
data(i, j) = x
 

すべてのデータを読み取ったら、必ずファイルを閉じます (CLOSE)。関数「EOFF」を参照してください。

例 :

PRINT "Reading the double-column file TEST.DAT!" 
OPEN "C:\DATA\TEST.DAT"
READ x1, y1
READ x2, y2
READ x3, y3
CLOSE
 

関連する関数 :

EOFF

関連キーワード :

OPEN、CLOSE、READNEXT、READSKIP、READSTRING、READ_LOCALE

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