印刷で使用するウィンドウ
ヘルプ ファイルの「[設定] (Setup) タブ」にある「[OpticStudio 環境設定] (OpticStudio Preferences)」の「[グラフィックス] (Graphics)」では、スケールに合わせてレイアウト プロットを印刷するための設定とデフォルトの印刷方向について説明しています。
また、解析ウィンドウのツールバーにあるプリンタ アイコンをクリックすると、[印刷プレビュー] (Print Preview) ダイアログ ウィンドウを表示できます。 このダイアログでは、印刷先のプリンタ、縮尺、ページ範囲などのオプションを設定できます。 印刷のショートカット キーを使用して [印刷プレビュー] (Print Preview) ダイアログを開くこともできます。このショートカットのデフォルトは、Ctrl + P です。

詳細な設定
左上隅にある選択済みプリンタ名のリンクまたは [プロパティ] (Properties) ボタンを使用して、使用するプリンタおよび詳細なプリンタ ドライバ設定を選択できます。 なお、詳細な設定のダイアログの [印刷] (Print) ボタンをクリックしても印刷には進まず、新しい設定が受け入れられてダイアログが閉じるだけです。
[方向] (Orientation)
[方向] (Orientation) は、出力を [縦方向] (Portrait) モードで印刷するか、[横方向] (Landscape) モードで印刷するかを制御します。 ここには次の 4 つのオプションがあります。
- [デフォルト] (Default) – プリンタの詳細な設定で指定されている現在の印刷方向を使用します。
- [自動] (Automatic) - 紙の寸法と選択した縮尺モードに基づいて最適な方向を決定します。
- [縦方向] (Portrait)
- [横方向] (Landscape)
[方向] (Orientation) 選択ボックスの直下に、プログラム側で判断した印刷方向が表示されます ([デフォルト] (Default) または [自動] (Automatic) を選択している場合に便利です)。
[最大サイズ] (Maximum Size)
[最大サイズ] (Maximum Size) では、プリンタ ドライバから返された最小マージンが使用され、[マージンを使用] (Use Margins) では、4 辺のマージンをユーザー側でそれぞれ手動で指定できます。このマージンはインチの単位で設定します。この設定はテキスト ウィンドウとグラフィック ウィンドウのどちらの印刷出力にも反映されます。
[縮尺] (Scale)
[縮尺] (Scale) では、出力するページに合わせてグラフィックをスケーリングする方法を指定します。 すべての縮尺オプションは、両方の軸に対して同様に適用されます (つまり、縦横比が維持されます)。 現在、次の 3 つのオプションがあります。
- [ページに合わせる] (Fit To Page) : 1 ページで使用可能な最大限のスペースを使用します。
- [元のサイズ] (Original Size) : 現在の画面に表示されている入力テキストまたはグラフィックのサイズで印刷します (プレビュー ウィンドウでのサイズではありません)。
- [縮尺に合わせて印刷] (Print To Scale) (レイアウト プロット専用) : レンズ ユニットに基づく 1:1 の縮尺でレイアウト プロットを印刷します。
[中央揃え] (Center) オプションを使用すると、グラフィックが印刷ページの左上隅ではなく、中央に配置されます。
[選択] (Selection)
印刷するページを選択するためのオプションがいくつかあります。 ウィンドウの右下にあるプレビュー ページのコントロールを使用して印刷するページを指定したうえで、以下のオプションからいずれかを選択します。
- [すべて] (All)
- [範囲] (Range) : 連続したページを印刷する場合に、x ページから y ページまでの範囲で指定します。
- [現在] (Current) : 現在プレビューしているページのみを印刷します。
- [選択済み] (Selected) (テキスト専用) : 現在選択している解析テキストのみを印刷します。 このオプションは、テキストを印刷する際に、テキストのブロックを選択してから印刷ダイアログを開いた場合にのみ使用できます。
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