PAUSE
マクロ実行を一時停止し、オプションでステータス メッセージを表示します。ステータス メッセージは文字列または数値です。マクロは、ユーザーがそのステータス ダイアログで [OK] (OK) ボタンを押すと続行します。
構文 :
PAUSE PAUSE "Ready to continue..." PAUSE TIME, time PAUSE THREADS
説明 :
この機能は、デバッグ、結果の表示、またはマクロ実行の一時停止に使用できます。PAUSE コマンドの後のキーワードが TIME の場合、指定された時間 (ミリ秒単位) 以上、マクロの実行が「中断」します。たとえば、マクロを 100 ミリ秒中断する場合、構文は次のようになります。
PAUSE TIME, 100
マクロ実行は、指定した時間が経過すると続行されます。この場合、ステータス メッセージは表示されません。システム タイマーの分解能は約 10 ミリ秒であるため、実際に PAUSE TIME で生じる遅延は、要求された時間から、要求された時間 + 約 10 ミリ秒の間になります。許容される最大タイマー間隔は 1,000,000 ミリ秒 (約 16.7 分) です。
PAUSE コマンドの後のキーワードが THREADS の場合、マクロ実行は、開かれているすべてのウィンドウが現在実行中の計算を完了するまで一時停止されます。これは、セッション ファイルを使用して UPDATE ALL または LOADLENS を呼び出す場合に、非常に便利な機能です。
次へ :