メッセージ ボックス
ユーザーの選択 (はい/いいえ、再試行/キャンセルなど) を要する一部のメッセージについて、この環境設定オプションでは OpticStudio に選択を記憶させて将来的には常にデフォルトでその選択肢を選ぶようにすることができます。 たとえば、レンズ データ エディタの [材料] (Material) 列に、システム エクスプローラの [使用するカタログ] (Catalogs To Use) セクションに一覧表示されるカタログに含まれていない材料の名前を入力しようとしているものとします。この場合、問題について警告するためポップアップ表示されるダイアログには「このメッセージを表示しない」オプションが与えられます。

「このメッセージを表示しない」を選択して「はい」をクリックすると、次回システム エクスプローラの [使用するカタログ] (Catalogs To Use) セクションに記載されていないカタログから、レンズ データ エディタの [材料] (Material) 列に材料の名前を入力すると、将来的に自分で入力しなくてもその材料を含むカタログが自動的にシステム エクスプローラの [使用するカタログ] (Catalogs To Use) セクションに追加されます。
選択の結果ではなく、ダイアログの応答 (「はい」など) のみが記憶されていることを認識しておくことが重要です。 言い換えると、上記の例で、目的の材料を記録した最初のカタログが今後は自動的に選択されるのであって、必ずしも当初「はい」と回答した元のメッセージで取り上げているカタログが選択されるわけではありません。
この設定は、[環境設定] (Preferences) → [メッセージ ボックス] (Message Boxes) で表示および変更が可能です。

サンプル メッセージはヒントとして与えられるのであって、メッセージの詳細は必ずしもご使用の現在のシステムに適用できるわけではありません。
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