インタラクティブ拡張機能
インタラクティブ拡張機能モードは、ユーザー拡張機能とほとんど同じですが、スタンドアロンの実行可能ファイルにする必要がない点が異なります。
この機能によって、OpticStudio から起動できるコンパイル済み実行可能ファイルが存在しないスクリプト作成環境からでも OpticStudio に接続できます。このような環境として MATLAB や Python などがあります。

[インタラクティブ拡張機能] (Interactive Extension) ボタンをクリックするとダイアログ ウィンドウが表示され、OpticStudio は外部アプリケーションからの接続を待機する状態になります。接続すると、ユーザー拡張機能で可能なすべての作業をインタラクティブ拡張機能で実行できるようになります。[インタラクティブ拡張機能] (Interactive Extension) ダイアログには、以下の項目が表示されます。
[インスタンス番号] (Instance Number) 実行している OpticStudio のインスタンスのインスタンス ID です。複数の OpticStudio インスタンスを実行している場合でも、この ID を使用することで、外部アプリケーションから特定のインスタンスに接続できます。
[ステータス] (Status) 現在、外部アプリケーションが OpticStudio に接続して制御中であるかどうかを示します。なお、同時に接続可能な外部アプリケーションは 1 つのみです。
[切断時に自動で閉じる] (Auto Close on Disconnect) チェックすると (デフォルトでチェックされています)、外部接続を終了した時点で [インタラクティブ拡張機能] (Interactive Extension) ダイアログが自動的に閉じます。
[中断] (Terminate) 外部アプリケーションとの接続をすべて切断します。
[閉じる] (Close) アクティブな接続をすべて切断して、[インタラクティブ拡張機能] (Interactive Extension) ダイアログを閉じます。
[インタラクティブ拡張機能] (Interactive Extension) ボタンは [プログラミング] (Programming) タブの [ZOS-API.NET アプリケーション] (ZOS-API.NET Applications) セクションにあります。
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