GETGLASSDATA

現在のカタログ内の任意のガラスのデータを取得します。データは、ベクトル配列変数 (VEC1、VEC2、VEC3、または VEC4) のいずれかに配置されます。

構文 :

GETGLASSDATA vector_expression, glass_number

説明 :

データは、指定した VECn 配列変数に格納されます。たとえば、コマンド GETGLASSDATA 1, 32 が発行された場合、ガラス番号 32 のデータは VEC1 に配置されます。ガラス番号は、GNUM 関数により返されます。データは次のフォーマットで格納されます。ここで、各行の最初の数は配列の位置です。

0 :   ベクトル内のデータ値の数

1 :   式番号 : この番号は次の各式を示します。

1 = ショットの分散式、2 = セルマイヤの分散式 1、3 = ヘルツバーガの分散式、4 = セルマイヤの分散式 2

5 = コンラディの分散式、6 = セルマイヤの分散式 3、7 = 『Handbook of Optics』の分散式 1、8 = 『Handbook of Optics』の分散式 2

9 = セルマイヤの分散式 4、10 = 拡張分散式、11 = セルマイヤの分散式 5、12 = 拡張分散式 2

2 :   基準温度 (°C)

3 :   Nd

4 :   Vd

5 :   熱膨張率 -30 ~ +70°C

6 :   熱膨張率 +20 ~ +300°C

7 :   密度 (g/cm^3)

8 :   正常部分分散の直線からの偏差 P gf

9 :   λ(最小)

10 :  λ(最大)

11 ~ 16: 分散の定数 A0 ~ A5 (意味は分散式に依存)

17 ~ 22: 分散の熱定数

23 ~ (22 + 波長の数) : 内部透過率α(mm あたり)。T = exp(-α * 経路)。波長 1 のαは 23 に格納され、波長 2 のαは 24 に格納され、以下、光学系で使用される波長の数まで同様です。

(23 + 波長の数) ~ (32 + 波長の数) : 分散の定数 A0 ~ A5 (意味は分散式に依存)

関連する関数 :

GNUM

次へ :