バイコーニック ゼルニケ
バイコーニック ゼルニケ面はバイコーニック面と似ていますが、さらに、X 方向、Y 方向、およびゼルニケ多項式の変形を追加する機能が加わります。バイコーニック ゼルニケのサグは、以下の式で求められます。
ここで、
また、Zi 項は「ゼルニケ標準サグ」で説明しているゼルニケ標準係数です。
パラメータ 0 は外挿フラグです。外挿フラグを 0 に設定すると、正規化半径の外ではゼルニケ項が無視されます。外挿フラグを 1 に設定すると、光線が面のどこに到達しても (正規化半径を越える位置に到達しても)、ゼルニケ項が考慮されます。x 方向の半径とコーニックは、パラメータ 1 と 2 の列で設定されます。半径がゼロに設定されると、x 方向の半径は無限と解釈されます。パラメータ 3 はゼルニケ項の最大数であり、この値は 0 ~ 210 にすることができます。パラメータ 4 は、ゼルニケ展開で使用される正規化半径です。
バイコーニック ゼルニケ面のパラメータ定義
パラメータ番号 | 定義 |
0 | 外挿 |
1 | Rx |
2 | kx |
3 | ゼルニケ項の数 (最大 210) |
4 | 正規化半径 |
13 ~ 28 | x のべき乗項の係数 |
29 ~ 44 | y のべき乗項の係数 |
45 ~ 254 | ゼルニケ標準多項式の係数 |
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