43.2. FMEAの改良

様々なFMEAワークシートタイプ

SysMLのシステム設計モデルに基づいたFMEAスプレッドシートの分析は、機能と誤動作だけに限定、あるいは構造(部品/ポートと故障モード等)だけに限定したりといった具合に、特定の側面に焦点を絞って行われることが多々あります。それで、FMEAワークシートエディタの種類を使って、希望するFMEAのタイプに応じてフィルタリングする事ができるようになりました。

FMEAで分析する深さの制限設定

深く入れ子構造になったシステムモデル(BOMを含んだ物理構造等)では、上位レベル要素だけに絞ったFMEA表を導出することが難しくなります。このため、FMEAスプレッドシートの構造を一定の深さに制限するための新しいオプションが実装されました。

対策要素の拡張

対策要素が拡張され、状態と目標完了日付を設定できるようになりました。これらの情報は、FMEAの故障原因欄に表示される対策グループ欄に集約されます。これによって状態と目標日付を可視化および整合性を保ちつつ管理することができるようになります(下項を参照)。

対策要素および対策要素グループの管理

medini analyzeのモデリングコンセプトに対策グループクラスが追加されました。対策グループ(故障原因のための一連の防止管理および検出管理)は、以前のリリースでも暗黙的に存在していました。本バージョンより、FMEA表エディタ(およびプロパティビュー)で表示されるようになり、名前、状態、目標完了日付およびプロファイルプロパティを設定できるようになりました。また、VDAおよびAIAGガイドラインに合わせ、発生頻度と検出度の値を定義できるようになりました。