29.3. 航空宇宙

FMECA

MIL-STD-1629A、TM 5-698-4、および関連規格で定義されている Failure Mode Effect and Criticality Analysis (FMECA) - 故障モード影響致命度解析をFMEAで利用できるようになりました。新しく用意された定量的FMECAオプションによって、故障モード致命度およびコンポーネント致命度指数をFMEAワークシートで直接計算できるようになります。また、すべてのコンポーネントが同じ動作プロファイルに曝されているわけではない複雑なシナリオのために、動作時間とミッションフェーズを指定できるようになりました。

変更可能な故障率の単位

これまでのリリースでは、故障率はすべてFIT ("Failure in Time")で表示されていました。2020 R1 では、単位をプロジェクトごとに次のいずれかに設定できるようになりました: failures per hour (FpH) - 1時間あたりの故障、failure per 106hours (FmpH) - 100万時間あたりの故障、failure per 109hours (FIT) - 10億時間あたりの故障。故障率を表示して編集する個所で一貫してこの設定が使用されるようになります。上級ユーザー向けへのメモ: 内部のデータ形式は変更されておらず、引き続きFITが使用されます。それで、ご自身で作成された動的制約ルールやスクリプトを更新したり書き換えたりする必要はありません。

FTAでのNOTゲート

サポートされているフォールトツリーのゲートが拡張され、NOTゲートが含まれるようになりました。安全性の観点からの使用は稀ですが、FTAを使って特定の信頼性シナリオを構成する場合にNOTゲートを役立てる事ができます。定量的計算は、以前のXORゲートを使った場合と同じく、両方ともフォールトツリーを非コヒーレントにするため(修復可能モデルの)不稼働率に限定されます。