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故障率予測自動化 |
この新しいバージョンでは自動故障率予測機能が実装されており、ハードウェア部品ライブラリの構築を高速化したり、PCB部品リストの故障率を素早く求めたりできるようになりました。コンポーネントカテゴリ情報を含む、Ansys Sherlockからのエクスポートファイル、AVL、またはCSV/Excel形式のBOMがある場合には、この新機能を活用することにより、ツール付属の任意の故障率ハンドブック(SN29500、IEC61709、217Plus等)をベースに少しのクリックだけで故障率を導出する事ができます。
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この機能は、簡単にセットアップできる設定ファイルと一緒に利用します。この設定ファイルでは、ハンドブックデータの検索をカスタマイズしたり、ストレスパラメータに便利なデフォルト値を割り当てたりすることができます。 |
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誤動作の故障率 |
mediniでは、故障率を持つ故障モード(構造要素で使用される)と、故障率を持たない誤動作(モデルの振る舞い要素で使用される)を厳密に区別していますが、後者についても故障率を持たせられると便利な場合があります。特に、FTAを機能レベルで接続する場合などです。このため、新しい(導出)故障率欄が誤動作に追加され、下位のレベルのすべての原因要素の故障率を正確に確認する事ができるようになりました。
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故障率の条件付き伝搬 |
故障ネットには通常、厳密な定量的意味合いはありませんが、FMEDAとFTAを接続する時等、あるレベルから次のレベルに故障率を伝搬させられると便利な場合があります。故障の関連線で指定するベータ係数は、条件付確率をモデル化するためのものですが、故障モードの「原因要素の合計」で計算を行う際にこのベータ係数が考慮されるようになりました。 重要: この機能は、お持ちの既存のモデルに影響を与える可能性があります。影響がある場合には、データ移行の際にその事が警告として表示されます。いずれの場合であっても、この変更が実際に反映されるのは、2021 R2 へデータ移行した後、故障率を再計算した時になります。 |

